Case Study
Interview
2014年4月、新たな情報メディアとして毎日新聞社が展開する「毎日メディアカフェ」が誕生しました。
プレシーズは毎日メディアカフェの企画段階からかかわらせていただいております。
今回は、毎日メディアカフェの責任者である斗ヶ沢秀俊・毎日新聞社健康医療・環境本部長に
お話しをうかがいました。インタビュアはCSRナビゲーターの松田まどかさんです。
本日は斗ヶ沢さんが創り上げた
「毎日メディアカフェ」のお話しを聞かせていただきます。
2014年に開設した毎日メディアカフェは年間約100件、
2016年末までに300件近いイベントを開催してきました。
内容は多岐にわたり、質量ともに充実した活動をしてきたと自負しています。
これは一緒に企画・運営をしているプレシーズさんとイーソリューションさんのおかげだと思っています。
毎日メディアカフェ開設のきっかけは2013年度新聞協会賞(経営・業務部門)の
「下野新聞NEWS CAFE」の取り組みが参考となったそうですが。
社内に、下野新聞社さんと同様のことができないかと模索する動きがありました。
しかし、宇都宮市中心部に喫茶店を開いた下野新聞社さんと同じことをするのは、収支面で無理です。そこで、以前から一緒に環境・CSR活動をしてきたイーソリューションの市瀬慎太郎社長に相談しました。
その結果、社内の一室を開放して、そこに行くと毎日新聞が読めるCAFEにする、そこでは記者報告会をはじめとしたさまざまなイベントが開かれている空間にしようと考えました。
これは毎日新聞社の「開かれた新聞」というコンセプト、そして、当時の社長(現会長)が掲げた「Bto Cではなく、B with Cを目指す」という考えを具現化する活動だと言えます。
問題は運営費、及び運営に要する人手をどうするかです。
市瀬さんがプレシーズさんの協力を得ること、企業・団体に協賛してもらうことを提案してくれました。
それで、毎日メディアカフェの
協賛システムができたのですね。
はい。毎日メディアカフェのサイトの開設と更新、備品、イベントにかかる費用などが発生します。
これを、協賛企業・団体の協賛金でまかなうことにしました。協賛すると、カフェで年間3回までイベントを開催できる、まどかさんのインタビューによるCSR活動紹介がサイトに掲載されるという特典があります。
市瀬さん、プレシーズさんの方々と一緒に企業を訪れ、協賛を呼びかけました。
幸い、カシオ計算機さん、味の素さん、戸田建設さんなどが次々に協賛に応じて下さり、
開設にこぎつけたのです。
その後もプレシーズさんと一緒に営業を続け、現在は約30企業・団体の協賛をいただいています。
週に2、3回、年100回以上のイベントを開催するのは大変ではないでしょうか。
事務局を構成するプレシーズさん、イーソリューションさんが企画立案からイベント実務までの全てに協力してくれているので、 何とか運営できています。
プレシーズさんはイベント告知のポスターのデザイン、サイト運営、FACEBOOKでの告知作成、イベント現場の実務など運営全般を担って下さっています。
次世代につながる活動「学びのフェス」
毎日小学生新聞との共催で「学びのフェス」を開催していますが、
その経緯をお聞かせ下さい。
協賛企業のバンダイさんから「子ども向けイベントを開催したい」という依頼がありました。
事務局で相談して、1社ではなく協賛企業の子ども向け教育コンテンツを一同に集めて開催することにしました。
私も最初から参加しましたが、大盛況でしたね。
参加企業の方々からもすごく良いイベントだという感想を聞きました。
最初の「学びのフェス2014夏」は毎日新聞社を会場に開催しました。
参加者がいるかどうか心配でしたが、予想外に多くの親子が来場しました。
そこで「学びのフェス2016春」からは会場を科学技術館に変更しましたが、それでも足りなくなりそうな勢いです。
今では毎日新聞社の大きなイベントの一つとなりつつあります。
「学びのフェス」でのプレシーズさんの
役割はどのようなものでしょうか。
会場の設営から当日の運営、撤収まで、全てを仕切って下さっていて、
プレシーズさんなしには「学びのフェス」は開催できません。
感心させられるのは、会場のサイン、ディスプレーなどの見事さ、当日運営の規律の取れた行動です。
プレシーズ社員の皆さんが本業を活かしたプロフェッショナルな行動をすることに感謝しています。
協賛企業の「子ども教育プログラム」をプレシーズさんが企画・製作しているケースも多くあります。
松田まどか(まつだ・まどか)
岐阜県高山市出身。CSRナビゲーター。
映画の主役に抜擢され、
12歳より芸能活動を始める。
その映画で新人賞を受賞し、
以降数々の映画、ドラマに出演。
2014年4月からは企業のCSRを
多くの方に伝えるCSRナビゲーター
として活躍中。
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