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CSRセミナー 毎日Do!コラボ「企業の被災地支援を考える」へのご来場ありがとうございました。

更新日:2016年6月16日

プレシーズが、毎日新聞社と企画・運営する広報ステーション毎日メディアカフェのCSRセミナー「毎日Do!コラボ」が、6月14日(火)に開催されました。

今回は、「企業の被災地支援を考える」というテーマで、味の素CSR部の大和田梨奈さんと、宮城県水産業振興課の稲田真一さんから、2011年3月11日以降の宮城県を中心とした被災地での活動と、民間企業と行政のコラボレーションをどう行ってきたかをお話しいただきました。
味の素は東日本大震災後の2011年10月、「東北応援 ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」を立ち上げました。仙台市、岩手県遠野市、福島県いわき市に拠点を置き、被災3県の47市町村で1930回にわたって料理教室などを開催してきました。参加人数は延べ3万人を超えます。食にかかわる会社だからこそ、被災地支援が「赤いエプロンプロジェクト」という形になった同社が、さらに踏み込んで本業に支援を組み込めないか、という視点から活動が発展したのが、宮城県との「コラボレーション(協働)」でした。産業復興支援という形を取りながら、味の素の本業にも生かせる支援がないか。お互いに「win(ウィン)―win」となる関係が大事だと、考えるようになり、同社の和風だしの素「ほんだし」1箱あたり1円を、被災地支援に充てるキャンペーンを15年3月から5月まで実施。宮城県産地魚市場協会のPR映像の制作などを行いました。また、企業が取り組んだことをきちんと可視化し、報告するために、その活動をまとめた「復興ごはん(小学館 1,100円+税)」という本を発刊しました。

宮城県庁の稲田さんは「企業と行政がいっしょになってできることは必ずあります。宮城県にとっていいことが味の素のためになり、味の素にとっていいことが宮城県のためになる、コラボレーションにつながるということを、今後も引き続きやっていきたいです」と話しました。 

最後に味の素の大和田さんは、「復興期の食事において、大切なことは何だったか、というと、一緒に作って一緒に食べることが大事だということにたどり着きました。そのことをお伝えしようということで本を作りました。経験をどう世の中に残していくか、ということに意味があると思います。 」と話され、来場者から大きな拍手が送られました。

プレシーズは、毎日メディアカフェを通じて、コーポレートコミュニケーションにお役に立つ事例をご紹介してまいります。

イベントの模様(左:宮城県庁稲田氏、右:味の素大和田氏)

 

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